葉酸の注意点

葉酸欠乏症の症状がわかる!見逃してはいけない3つのサインとは

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妊婦さん

葉酸は、野菜や肉類など多くの食材に含まれている栄養分です。そのため毎日バランスよく食事をとっていれば、極端に不足することはありません。

ところが妊娠中のお母さんの体では、この葉酸が通常よりも多く使われます。消費量が多いので、どうしても不足しがちになります。

そして不足しすぎると…葉酸欠乏症となってしまうことがあるんです。葉酸欠乏症とは、何でしょうか?

葉酸欠乏症になると、お母さんの体や赤ちゃんの体は、どうなってしまうのでしょうか?

また防ぐためは、どのようなことに気をつければよいのでしょうか?

ここでは、葉酸欠乏症の症状と注意点についてご詳しく紹介してきます。

葉酸欠乏症は赤ちゃんの体に深刻な影響を…

エコー

摂取した葉酸は、小腸で吸収されて、血液に溶け込みます。血液は全身を循環しているので、葉酸は体中に行き渡ることになります。

そして妊娠中のお母さんの場合、お腹の赤ちゃんの体にも葉酸が流れ込みます。そのためお母さんが葉酸不足になると、赤ちゃんもまた葉酸不足になってしまう可能性があります。

基本的には、葉酸は赤ちゃんの体に優先的に使われます。そのため赤ちゃんは、簡単には葉酸不足にはなりません。でも母体が、葉酸欠乏症と診断されるほどの状態になると…。当然赤ちゃんも、葉酸不足になってしまいます。

すると赤ちゃんの体は、うまく細胞分裂できなくなります。神経管や脳が、しっかりと形成されなくなってしまうのです。この場合、障害を負って生まれてくる可能性が高くなります。最悪の場合、流産や死産となってしまうことも…。

赤ちゃんの人生や生命をも左右することになる葉酸欠乏症。お母さんとしては、何が何でも阻止したいところですよね。

見逃してはならない、葉酸不足の3つのサイン

赤ちゃんの体に優先的に使われる以上、葉酸不足の影響は、まずはお母さんの体に現れることになります。すると、こういった症状が出てきます。

  1. 体がだるく、よくふらつく
  2. 肌や粘膜が荒れ、口内炎ができる
  3. 苛立ちやすく、落ち込みやすくなる

これらはいずれも、葉酸不足のサイン!体や心が、葉酸が足りないために元気を失っている状態です。葉酸は、細胞にパワーを与えたり、肌や粘膜の材料となるたんぱく質を作ったり、精神活動を安定させたりする栄養分です。

そのため不足すると、こういった症状が出てくるわけですね。このサインを見逃すと、葉酸不足のまま心身はどんどんパワーダウンしていきます。

そしてそれが、葉酸欠乏症を招いてしまうのです。どうか、この3つのサインを見逃さないでくださいね。

「最近、立ち眩みが多いかな?」
「お肌のコンディションが、どうも良くない」
「どうして、こんなに気分がふさぎ込んでいるのかしら」

このように感じた時は、葉酸不足を疑ってください。もしかしたら、葉酸欠乏症になる一歩手前かもしれません。心身からのサインを受け取って、摂取量を見直せば、葉酸欠乏症を食い止めることも可能になりますよ。

血液からわかる葉酸欠乏症の3つのポイント

採血

葉酸は、摂取後に血液中に溶け込みます。そのため葉酸欠乏症となっているかどうかは、血液を調べればわかります。では具体的に、血液がどのような状態になっていると、葉酸欠乏症と診断されるのでしょうか?

  1. 血清中の葉酸の濃度が、基準値(7pmol/ml)より低い
  2. 赤血球中の葉酸の濃度が、基準値(305pmol/ml)より低い
  3. 血清中のホモシステイン濃度が、基準値(14nmol/ml)より高い

ポイントは、この3つとなっています。これらが、基準値よりも著しく低い(または高い)時に、葉酸欠乏症とみなされます。

産婦人科などで血液検査の結果表をもらったら、ぜひこれらをチェックしましょう。基準値をクリアしている場合でも、もう少しで下回る(上回る)場合は、注意が必要ですよ。

葉酸欠乏症になる前に、摂取量を少し増やすなど、早めに手を打ってくださいね。

葉酸を効率良く摂取する3つのポイント

妊婦さん

葉酸欠乏症を防ぐためには、食事やサプリメントで摂取量を増やすことが一番です。でも、やみくもに摂取すれば良いというわけではありません。

摂取しても、うまく体に吸収されなければ、摂取していないのと同じです。これは、とてももったいないですよね。大事なのは、十分な量を効率良く摂取することです。そのポイントをご紹介するので、参考にしてみてくださいね。

①天然葉酸から作られたサプリメントを飲む

野菜や肉に含まれている天然葉酸は、体への吸収率が低めです。ところが、これらから作られたサプリメントなら、体にスムーズに吸収されます。合成葉酸のサプリメントもありますが、安全性は天然葉酸のサプリメントの方が上ですよ。

②お腹が空いている時に飲む

葉酸は、お腹に何も入っていない時の方が、よく吸収されます。そのため葉酸のサプリメントは、食後に飲むのではなく、食事と食事の合間に飲んでくださいね。葉酸は水に溶けやすいので、たっぷりの水分と一緒に飲むと、より吸収されるようになりますよ。

③相性の良いビタミンと一緒に

葉酸は、相性の良いビタミンと一緒に摂取することで、吸収率が一層アップします。具体的には、ビタミンB6とビタミンB12、そしてビタミンCです。これらが一緒に配合されたサプリメントもあるので、それを使えば手軽ですね。

この3つのポイントを頭に入れて葉酸を摂取すれば、葉酸欠乏症はもっと防がれやすくなりますよ。自分の体と赤ちゃんの生命を守るために、頑張りましょうね。

葉酸欠乏症についてのまとめ

新生児

妊娠中には、葉酸を十分に摂取していないと、葉酸欠乏症になる可能性があります。葉酸欠乏症になると、赤ちゃんの発達に問題が生じたり、最悪の場合は生命が失われてしまったりします。

防ぐためには、葉酸の効率の良い摂取が大事です。体のだるさや肌荒れ、気分の落ち込みやすさなど心身の不調が続くと感じたら、それは葉酸不足のサイン。

吸収率の高い天然葉酸のサプリメントを飲んで、不足分を補ってくださいね。特に、空腹時に飲むことがおすすめです。また、ビタミンCなど葉酸の吸収率を高める別のビタミンと一緒に摂取することも効果的ですよ。

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