葉酸の注意点

葉酸とピルの相性は悪い?併用した時の悪影響と回避の方法とは

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妊婦さん

避妊のために、日頃からピルを服用している女性は多くいます。しかし避妊をしていても、「将来的には妊娠出産をしたい」と願っている女性もまた、多くいます。

そして元気な赤ちゃんを産むためには、妊娠前から葉酸を摂取しておくことが大事です。つまり避妊と妊娠の両方を希望している場合、ピルと葉酸サプリとを併用することになるわけです。

併用に、問題はないのでしょうか?問題がある場合、どのように回避すれば良いのでしょうか?

ここでは、ピルと葉酸の相性や、併用する際の注意点についてお話しします。それぞれを効果的に利用するために、参考にしてくださいね。

ピルを葉酸サプリと併用すると、どうなるの?

ピルと葉酸サプリは、実は相性があまり良くありません。同時に体内に入れると、お互いの効果を弱めてしまうのです。

正確には、それぞれが体にスムーズには吸収されなくなります。ピルは、女性ホルモンの分泌を抑えることで、排卵や受精卵の着床を起こりにくくする薬です。

妊娠には、排卵や着床が絶対に必要です。そのためこれらを防ぐピルは、避妊薬として活用されているわけですね。しかし体に吸収されなければ、当然排卵や着床はしっかりと防がれません。つまりピルを服用していても、妊娠する可能性があるということです。

これでは、避妊方法としては不安ですよね。またピルには、生理の出血量を少なめにしたり、生理痛を起こりにくくしたりする効果もあります。これらの効果もまた、葉酸サプリとの併用によって、薄れてしまうのです。

ピルとの併用で葉酸の効果もダウン

ほうれん草

一方葉酸サプリも、ピルと一緒に飲むことで体に吸収されにくくなります。食べ物に含まれている葉酸も、ピルによって吸収が阻害されます。

そのためピルを飲んでいると、葉酸不足になりやすいと言えます。葉酸不足は、貧血や肌荒れや胃痛などを引き起こすことがあります。

さらに、妊娠した場合に赤ちゃんが先天性の障害を負うリスクが、やや高くなります。今は妊娠の予定がなく、避妊をしている女性の場合、赤ちゃんの先天異常のリスクは気にならないかもしれませんね。

でも妊娠出産を希望するようになり、避妊をやめた時。その時には体は、慢性的な葉酸不足の状態になっているかもしれませんよ。

葉酸不足の影響は、体からなかなか抜けません。適量の摂取を最低でも1ヶ月は続けなければ、改善されないのです。

そのため、いつかは妊娠したいという人は、ピルを服用している間も、できるだけ葉酸を摂取しておきましょう。そうすることで、葉酸不足を回避しやすくなります。

併用する場合は時間をずらして

時計

とはいえ、葉酸を積極的に摂取していたのでは、ピルの効果が出にくいですよね。そのため併用する場合は、同時に飲むのでなく、時間をずらしてください。

具体的には、4時間以上空けます。4時間もあれば、先に飲んだ方は、既に体に吸収されています。後から飲んだ方ももちろん、阻害されずに吸収されますよ。つまりどちらも、体でしっかりと効果を発揮するということです。

参考までに、ピルは1日1回ずつ、毎日同じ時間帯に服用することが大事とされています。そして葉酸は、1日に2~3回に分けて食間に摂取することが推奨されています。

そのため、

  • ピル=夜、寝る前に服用する
  • 葉酸サプリ=朝食と昼食の間、昼食と夕食の間に飲む

こういったタイミングで飲めば、ピルの効果をしっかりと得ながら、葉酸不足を防ぐことができますよ。これを参考に、自分の生活リズムも考えながら、よりベターな併用タイミングを見つけてくださいね。

ピルとの併用についてのまとめ

赤ちゃん

ピルは、避妊効果のある薬です。飲むことで排卵や受精卵の着床が起こりにくくなります。ところが葉酸を摂取した場合、その効果が薄れてしまいます。

葉酸がピルの吸収を妨げてしまうのです。また葉酸も、ピルがあると体にスムーズに吸収されません。このようにお互いに吸収を阻害するので、これらの相性は良くないと言えます。

とはいえ、ピルを服用していると、葉酸不足になりがちです。葉酸不足になると、いつの日か妊娠した時に、元気な赤ちゃんを産むことが難しくなるかもしれません。

これを防ぐためには、ピルの服用中に葉酸を積極的に摂取することが大事です。それぞれを飲む時間を4時間以上ずらすと、吸収は阻害されずに済みます。

ピルの効果は正しく出やすくなりますし、葉酸不足も回避できるわけです。

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